子宮内膜症・腸管子宮内膜症の体験記録

卵巣嚢腫から腸管内膜症の手術(卵巣摘出、腸一部切除)の体験談と子宮内膜症で悩まれている方の少しでも参考になればと綴っています。

フェリチンが低いと不妊の原因にもなる

子宮内膜症の人は出血量が多く、貧血気味になりやすいです。

私も子宮内膜症が悪化してから、献血に行ってもヘモグロビンが少なくいつも献血できませんでした(泣)
でも献血できなくても、お菓子やジュースなどは飲んで行ってくださいと言われ申し訳ない気持ちだったんですよね(^-^;

卵巣を取ってからは生理がなくなり貧血が少し解消されてきたので、久しぶりに献血ができました。

子宮内膜症の人が不妊と言われますが、この原因はフェリチンが少ないという理由もあるのではないでしょうか!?

 

フェリチンが低い症状

私はずっと貧血気味と言われていましたが、自覚症状はあまりなかったです。

たまにフラつく、色が白い(少し青い)、目の下のクマが気になっていた程度でした。

でも入院すると毎回貧血がひどい!と言われて、鉄の薬を処方されていましたが、便秘気味の私は鉄を飲むと出なくなるので、便秘になると飲まないとか悪い患者でした(笑)

子宮内膜炎などの感染症

最近になって知ったのですが、鉄分不足は感染症になりやすいので、子宮内膜炎を頻繁にしている方などは、ぜひ摂取しましょう!

私は今でも鉄分不足で、漢方治療院の先生からは感染症などは鉄分不足のせいでもあるのよ!と怒られています。

病院でもサプリやドリンクを販売しているのですが、少し高いので市販のサプリを飲んで、少しづつは上がってきているんですけどね(^_^;)

フェリチンが低いと不妊になる

 不妊治療中に漢方治療院で鉄、フェリチンの値を数カ月おきに検査していました。

わたしは鉄もフェリチンもかなり低く、毎回亜鉛、葉酸、ヘム鉄を摂るように言われます。

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小松菜は非ヘム鉄でヘム鉄の吸収を高めます

隠れ貧血

フェリチンが低いと隠れ貧血と言われます。

そして最近、このフェリチンがとても重要な事をしりました!

 

不妊には鉄がとても大切な事をしっていますか?

鉄の基準値

基 準 値
鉄       50~170    ug
亜鉛      59~135    ug / dL
フェリチン 5~157      ng / mL


は体に酸素を届けるために必要です。
受精にも沢山の鉄が必要で、子宮をフカフカにする(血流を良くして、子宮環境を整える)とも言われています。
また亜鉛は受精卵(細胞分裂を促す)を育てるために必要です。
そして一番大切なのはフェリチンになります(貯蔵鉄とも言われています)。


フェリチン値が40以下では妊娠してはいけない

アメリカでは、「フェリチン値が40以下では妊娠してはいけない」と言われています。着床不全や、早産、流産のリスクを高めると考えられるからです。
 
不妊治療中に漢方治療院の先生から、ヘム鉄を毎日摂りなさい!ずっと言われていましたが、この数値までは知らなかったんですよね(先生からは目標60とは言われていました)。
私はフェリチンはなかなか上がらず最高でも「16.7」 全然ダメでしたね"(-""-)
 
検査項目にない

不妊治療をしていてもフェリチン値を計るところは少ないようです。

私も不妊治療院3件行きましたが、フェリチン値の検査はありませんでした。

アメリカで上記のような事が言われているので、日本でもフェリチン値の検査がいつか必須になりそうですね。

先生に相談すればフェリチン値(血液検査)を検査してくれる場合もあるそうですので、一度不妊治療院の先生に相談するのも良いですね。

鉄は毎日摂取が必要

鉄って毎日摂取しなければいけないんです。

漢方の先生からは毎日流れていくので、毎日摂取するように言われました。 

また、鉄を摂取すると他の薬の吸収が悪くなるそうです。

私は甲状腺の低下の薬のチラージンを飲んでいたのですが、なるべく15時位には飲み終えるように甲状腺科の先生から言われていました。

不妊治療って健康な体になる事が一番大切なんだと思います。
鉄分は不妊が終わっても、不妊前でも女性にとっては大切なものですので、ぜひ摂取しましょう。

 ヘム鉄を含む食品

ヘム鉄を含むたべものでは

レバーが一番多く、中でも豚レバーが7.8mg、鶏レバー5.4mg、牛レバー2.4mg

また、魚介類ではあさり(水煮)が11.3mgとだんとつです。

こういった食品と非ヘム鉄の小松菜や干しヒジキなどを一緒に摂取すると良いです。

貧血には鉄だけでは足りない

また、鉄分だけではなく、ビタミン12や葉酸もとりましょう。

貧血を根本から改善するには、血液のモトとなるタンパク質や赤血球の生成を促す葉酸やビタミンB12など様々な栄養素が必要

私、ビタミンB12も不足がちみたいで、肩こりや首痛で頭痛がひどい時に脳には異常がないので、ビタミンB12を飲むように言われ、飲んだらすぐ治りました。 

まとめ

私は不妊治療で自分の体について色々知ることができました。

最近、原因は特にないのに不妊で治療している方が沢山いらっしゃいます。

多くの方が貧血や冷えが原因です。

貧血などは未病と言われ、病気の一歩手前などとも漢方では言われます。

常日頃から、鉄分を取って感染にも負けない体を作ってください。